流行と水着の移り変わり

海水浴を楽しむ歴史ができてから、その時代の流れとともに、水着のデザインや素材なども変化しています。特に女性用水着の歴史をみても、その移り変わりは激しく、肌を露出できない時代から、 徐々に女性の地位向上ととともに、肌の露出も多くなってきているという歴史背景をみる事もできます。

水着の歴史をみると、一番に注目したい変化が、女性用ツーピース水着です。1930年代からツーピース水着は発売されていましたが、大きな流れとして出始めたのきっかけが、戦争です。 アメリカでは、軍事物資確保のために、女性用水着の布を10パーセントの削減する事を義務付けました。 そのことがきっかけで、多くの水着メーカーがツーピース水着を制作するようになり、 その後、1946年のフランスでビキニが発表されます。 あまりの露出度の高さから、モデルではなくストリッパーがモデルとして着用したと言われています。

たしかに、今見てもビキニは目のやり場に困る事がありますが、 1940年代ともなると、かなりの衝撃度だった事がうかがわせるエピソードです。 ファッション業界では10年一回りで、流行が戻ってくる傾向がありますが、 1960年代や70年代の水着のデザインをチェックしてみると、 何となくおしゃれに感じるのはその影響なのでしょう。